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ナイチンゲール【夜鳴うぐいす】(アリャビエフ) [アリャビエフ]

さて、今日の音楽日記は、
ロシアの作曲家アリャビエフが作曲した、ソプラノの為の歌曲
【ナイチンゲール(夜鳴うぐいす)】です。

と書いたところで、結構、お勉強が必要ですよね。

まず、アリャビエフという作曲家を知っていますか、
1787年生まれのロシアの作曲家で、
交響曲も1曲作曲しているらしいけど、室内楽の方が多く作曲。
ただ、作品の中心は、150曲程度の歌曲。
ロシア音楽の先駆けとなった人物らしい。
ただ、有名曲といわれるのは、今日の音楽日記の【ナイチンゲール】だけかも
まあ、もっと詳しく知りたい人は、ネットで調べてくださいね

次に「うぐいす」
なんとなくは、頭にイメージは、あるのだけど、
(まあ、うぐいすもち のイメージが先にくるのだけど・・・)
ちょっとネットで調べてみた。
(ちなみに、うぐいす って、漢字で書けます? えっ、私、ダメです)
皆さん、鳴き声わかりますか?
普通は、「ホーホケキョ」ですよね
ただ、これは、さえずり(縄張り宣言らしい) で。
地鳴き(警戒や威嚇らしい)は、「チャッ チャッ」ということです
(知らなかったなあ・・・)
まあ、これも、もっと詳しく知りたい人は、ネットで調べてくださいね

で、次に「ナイチンゲール」
でね、私、「うぐいす」=「ナイチンゲール」
と思っていたのですよ。
でも、違うのですね
ナイチンゲールという鳥は、【サヨナキドリ】という鳥で、
西洋のうぐいす と呼ばれる、鳴き声の美しい鳥だそうだ。
ということで、この曲には、「ホーホケキョ」の鳴き声は出てきません(笑)

と、勉強がすんだところで、話を音楽に戻そう。
アリャビエフの【ナイチンゲール(夜鳴うぐいす)】ですが、
です。

ロシア情緒あふれる序奏につづいて、民謡風の歌が歌われる。
速度がちょっと上がり、鳥の鳴き声を模倣したカデンツァ、
そして、フォルテの終結部。
これが、基本的に3回繰り返される。
ただ、繰り返し毎に、微妙な変化があるし、
3回の鳥の鳴き声を模倣したカデンツァは、聞き所だ。
(上は、原調では、Dの音までありますね)

単純だけど、ロシア民謡風な旋律に悲しい歌詞がとても合っている。
(どの国に飛んでいっても、私ほど不幸な娘は、いない というような歌詞です)
そして、ナイチンゲールの鳥の声がなんとも、美しく、そして悲しくきこえる
(この曲は、アリャビエフがシベリアに流刑された時に書かれたらしい)

さて、この曲の旋律は、いろいろな作曲家が編曲している。

まずグリンカ。
ピアノ独奏曲として、この主題による変奏曲を書いている。
これがね、ロシア情緒満点のいい曲なんですよ。
ピアノの華麗で、それでいて悲しい、音色がなんともいえない。
ロシアのピアノ曲が好きな人には、是非お勧めします

次に、あのフランツ=リスト
これもなかなかです。
短い曲ですが、人間の声ではなく、ピアノで、
ナイチンゲールの鳴き声を、よく表しています。
個人的には、右手の3-4でトリルをしながら、
親指で、旋律を弾く技法が気に入っていますね。
アンコールに最適な曲ではないでしょうか?

ブラームスもこの曲でピアノ連弾曲を書いている。
(実は、数日前に、知ったばっかりです。ブラームスも書いているとは・・・)
ナクソスで聴けるので、早速聴いてみた。
たった、2分半の短い曲だけど、
ちょっと、ハンガリー舞曲を思い出されるかな
やはりブラームスらしいといえばそうだし、
和声がちょっと、変わっていて、おもしろい。

調べたら、もっと別の作曲家もいろいろ編曲しているかも

このアリャビエフの小品、やはり、
いろいろな作曲家を惹きつけるだけの魅力的な旋律なんだろうなあ。
こんな曲も作曲してみたいもんです

私は、最近、デセイ(ソプラノ)という人のCDで聴いたけど、
これがまた、とてもとても、良かったです。

ちなみに、うぐいす を漢字で書くと、
【鶯】または、【鴬】です。


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