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ブラジル風バッハ 第1番(ヴィラ・ロボス) [ヴィラ=ロボス]

さて、フーガシリーズに戻ろう(第8弾だったかな・・・)
今日の音楽日記は、歌劇・交響曲・協奏曲・独奏曲等、
作品の数が、1000曲とも、2000曲とも言われている、ブラジルの作曲家
ヴィラ=ロボスの【ブラジル風バッハ 第1番】である。

ブラジル風バッハは、全部で9曲あり、
バッハの作品の技法と精神を、ブラジルの現代の音楽と融合した
独特の雰囲気を持つ音楽だ。
そして、それぞれ、いろいろな楽器の為に書かれている。

第1番は、8パートのチェロ合奏の為に書かれており、
チェロ合奏の曲としては、有名な曲だと思う。
第5番のブラジル風バッハも有名ですね。過去記事でも紹介しました。)

さて、このブラジル風バッハ第1番は、3楽章からなっている。

第1楽章(前奏曲)
 なんと言っても、この曲の出だしは、すばらしい。
 歯切れのいい独特のリズムに乗って、チェロの低音から高音へ、
 朗々と歌われる主題は、チェロ合奏の音色とマッチして、とても魅力的だ。
 その後の展開も、チェロだけの音色なのに、飽きることは無い。

第2楽章
 深く、美しい落ち着いた楽章。この楽章をのんびり聴くのって、私好きです。

第3楽章(フーガ)
 バッハのフーガと言うより、ヴィバルディの「調和の幻想の第11番」のフーガを
 連想するちょっと古風的なフーガだと思う。とても、丁寧に書かれていると思うし、
 きっちりした構成だけど・・・

さてさて、この曲の聞き所は、どこだろう?
個人的には、第1楽章を推す。
リズム・旋律・音色・構成などチェロ合奏曲としては、ピカイチだ。
第2楽章の落ち着いた雰囲気の音楽も、魅力的だ。
しかし、あくまで、個人的な感想なのだが、
第3楽章のフーガは、リズミカルに始まる。
とても手堅く、しっかり書かれている。
チェロの音色だけのフーガも気持ちいい。
しかし、しかし、なにか、この曲を締めくくる楽章としては、弱い感じもするんだなあ。
もっと、作曲者のブラジルの個性も欲しかった気もするし、・・・

しかし、すばらしいチェロ合奏曲であることは間違いない。
(ヴィラ・ロボスのフーガが嫌いという訳では決してありません。
 ブラジル風バッハ第9番のフーガは、とても感動的なフーガだと思います)

ヴィラ=ロボスの作品は、数多くある。
私は、ブラジル風バッハ全曲、ショーロス全曲、ピアノ協奏曲全曲、ギター曲
ピアノ曲少々、その他少々しか聴いたことがない。
その中には、これはと思う曲もあるし、頭に残っていない曲もある。
交響曲や室内楽の聴いていない曲の中には、はたして傑作があるのだろうか?


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