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ピアノソナタ第14番【月光】(ベートーベン) [ベートーベン]

さて、ちょっと変わった曲(?)が続いたので、
今日の音楽日記は、正統派も正統派もいいところ。
ベートーベンのピアノソナタより、第14番【月光】である。

この曲、幻想的な一楽章、可憐な二楽章、豪快な三楽章と、
どの楽章も違ったイメージを持っており、
ベートーベンのピアノソナタの中でも、非常に聴きやすいのと、
この【月光】という題名で、人気があるのだろう。

しかし、ピアノソナタとしては、最初にゆるやかな楽章をもってきており、
作曲者自身が幻想曲風と書いたぐらい、ちょっと変わっているソナタではある。

さて、この曲の題名は、作曲者自身がつけた訳でなく、
どこかの詩人が、この曲の第一楽章を聴いて
「スイスのルツェルン湖の月夜の中に浮かぶ小舟のようだ」
と評したことから、この名前がついたと言われている。

しかし、以前のショパンのバラードの日記の時にも書いたが、
人により、曲からのイマジネーションは、絶対に違うはずである。

この曲の題名も知らず、
初めてこの曲の第一楽章を聴かせて、
頭に浮かぶものを書いてください。と言ったらなんと書くだろう。
ちょっと考えてみた。
(さあ、頭のトレーニングです。あなたも想像してみましょう。)

私のイメージ
普通には、以下のような感じか
   ・葬送行進曲
   ・深海の中
   ・さびれた大地
ひねくれると以下のような感じか
   ・会社の仕事がうまくいかず、疲れ果てながら残業する会社員(いい感じ)
   ・雪の中をとぼとぼ歩く、ウルトラセブン変身前のダン隊員(ちょっとオタク系)
   ・「おかね・おかね・おかね・・・」と言い続ける妖怪(ほらあなたの横にも・・・)

こんな聴き方もおもしろい。

しかし、月光とは、この曲の第一楽章を、本当によく言い表している反面、
第一楽章を軽いタッチで、ちょっと早く弾きたいピアニストにとっては、
じゃまな題名かもしれない。

題名は難しい。

(チャイコフスキーの交響曲6番が悲愴でなく、悲劇的だったら、
名曲にならなかったのではないか、という説もある)

さて、この曲の第一楽章は、弾きやすいので、
ピアノで弾いてみることをお勧めする。
そして、自分のイマジネーションで弾くと、
そのつど、速度が違うのがおもしろい。
(うーん、もっと真面目な弾き方もあるんだろうな(笑))

しかし、仕事で疲れて、この第一楽章を弾いてみると、
時々、左手のオクターブをガーンと思いっきり叩きたくなる。
いやあー、疲れているんだなあ・・・・・


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コメント 2

上野比呂志

月光は、大好きです。 弾く人によって解釈が違うのも、面白い。 第一楽章のあの緊張感、切迫感が、たまりません。 第二楽章、第三と、鍵盤を、たたきつけるすざましさ、その直後の穏やかな世界、右手と左手の掛け合い、
ただただ 圧倒されてしまう。 悲愴、熱情も大好きです。
アメリカは、シアトルからでした。
by 上野比呂志 (2008-07-07 16:13) 

みどりのこびとちゃん

上野さん、コメントありがとうございます。
(それも、シアトルからとは・・・)

月光いいですよね。
イメージが広がる曲は、私も大好きです。

ベートーベンのピアノソナタは、32曲ありますが、
どれも、個性的てすね
by みどりのこびとちゃん (2008-07-08 20:01) 

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